4回まですべてのアウトを三振で奪う、7連続三振で途切れ日本記録はならず
■東北楽天 – 北海道日本ハム(4日・東北楽天生命パーク)
先発に復帰した東北楽天の松井裕樹投手が4日、本拠地での北海道日本ハム戦で圧巻の奪三振ショーを披露している。
松井は初回、先頭・姫野は四球も大田を空振り三振。アルシアはヒットの後、近藤を空振り三振に仕留めた。横尾は味方の失策で2死満塁とされたが、清宮はチャンジアップで空振り三振。ピンチを招きながら、初回のアウトはすべて三振で奪った
東北楽天はその裏に2点を先制。すると、松井は2回は渡辺、石川亮、太田、3回も姫野、大田、アルシアを3者連続三振で7者連続空振り三振。だが、4回先頭の近藤にはフルカウントから左前打を浴び、9者連続三振の日本記録には届かなかった。
続く横尾は空振り三振。これで自身初の2桁Kを記録。ところが、清宮は死球、渡辺は四球で満塁とされる。石川亮は空振り三振も、太田には走者一掃の3点三塁打を浴びて、逆転を許した。しかし、姫野は見逃し三振で3アウト。3点を失ったものの、4回まで12個のアウトはすべて三振で奪った。
桐光学園高時代には、2年生時に1試合22奪三振の甲子園記録を作った左腕が圧巻の投球を続けている。
(Full-Count編集部)
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