1軍での先発は4月22日の北海道日本ハム戦以来
■福岡ソフトバンク – 千葉ロッテ(3日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンクのドラフト2位ルーキー高橋礼投手が、3日の千葉ロッテ戦で先発する。サブマリン右腕の先発登板は、4月22日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)以来2度目となる。千賀滉大の右肘の張りで急遽回ってきたプロ入り初先発では、4回3失点で初黒星。その後はリリーフとして9試合に登板してきた。
4イニングを超えるロングリリーフも体験しており、2度目の先発についても「ロングリリーフの時と変えるつもりはないです。積み重ねてきたものがリリーフで生かされているので、先発でもそれを変えずにやっていきたいんです。大胆にストライクを取りにいきたいですね。コースを狙ってメリハリをつけて、常に自分に有利なカウントで勝負したいと思います」と語る。
入団間もない4月の先発登板時と比べて「ボールに力強さも出ていますし、140キロ前後のボールが投げられるようになって気持ち的にも『いける』と思えるようになりました」と自信をみなぎらせる。自らのプロ初勝利をかけてのマウンドになるが「自分の白星というよりチームの勝利に貢献できるように、いけるところまでいきたいと思います」と、無欲のマウンドで力を出し尽くすつもりだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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