榎田大樹投手が粘りの投球で11勝目。北海道日本ハムは10安打も2得点とあと1本が出ず

パ・リーグ インサイト

2018.10.2(火) 21:39

埼玉西武ライオンズ・榎田大樹投手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・榎田大樹投手(C)PLM

10月2日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の一戦は、3対2で埼玉西武が勝利。先発の榎田投手は11勝目を挙げ、3回には68イニングスぶりに適時打が記録された。

試合は電光石火の一撃で幕を開けた。1回裏、この日1番に起用された松本選手が、今季第1号となる先頭打者本塁打を放ち、北海道日本ハムが鮮やかに先制する。

しかし、3回表、埼玉西武がすぐさま反撃した。炭谷選手、源田選手の連打などで2死2,3塁の好機を作ると、浅村選手がチーム68イニングスぶりとなる適時打。浅村選手自身にとっては、リーグトップタイとなる122打点目を挙げる一打で、埼玉西武が2対1と勝ち越しに成功した。

埼玉西武の先発・榎田投手は、毎回のように得点圏に走者を進めるものの、要所を締める投球で失点は許さず。粘り強さを見せて、結果的には7回を1失点にまとめた。

7回表、敵失もあって埼玉西武がリードを広げるが、8回裏に大田選手の適時打で北海道日本ハムが1点差に迫る。3対2の僅差で、試合は最終回の攻防へ。

9回表、北海道日本ハムはプロ初登板の立田投手が3者凡退に抑える好投を見せるも、その裏に打線が埼玉西武・マーティン投手に抑え込まれる。最後は代打・近藤選手が空振り三振に倒れて、試合は3対2で埼玉西武が勝利した。

勝利した埼玉西武は、3回表に勝ち越しに成功すると、再三のピンチを招きつつも北海道日本ハムに試合の主導権を渡さず。先発の榎田投手が7回1失点で11勝目をマークした。敗れた北海道日本ハムは、得点圏に走者を進めるもののあと一本が出ず、拙攻に苦しんだ。

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