“サイレントK”北海道日本ハム石井裕也、ラスト登板は左飛 栗山英樹監督拍手、中田翔と抱擁

Full-Count 福谷佑介

2018.9.30(日) 20:46

試合前に埼玉西武・秋山翔吾、辻監督と談笑する北海道日本ハム・石井裕也(中央)※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
試合前に埼玉西武・秋山翔吾、辻監督と談笑する北海道日本ハム・石井裕也(中央)※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

7回2死二塁のピンチで登板し、秋山を打ち取る

■北海道日本ハム – 埼玉西武(30日・札幌ドーム)

 今季限りで現役を引退する北海道日本ハムの石井裕也投手が、最後のマウンドに上がった。30日、本拠地・札幌ドームで行われた埼玉西武戦。3点リードの7回2死二塁、打席に秋山を迎えた場面でマウンドへ。重要な場面での登板という、栗山英樹監督の粋な演出に、スタンドからは大きなざわめきが起きた。

 堀のあとを受けてマウンドに上がった石井裕は、2ボール2ストライクからの5球目で秋山を左飛に打ち取り、ピンチを脱出。その瞬間、札幌ドームは大歓声に包まれ、栗山監督も大きな拍手をおくった。ベンチの前にはチームメートの花道が。主将の中田と熱く抱擁をかわすと、仲間たちのハイタッチとファンの大きな拍手に迎えられてベンチへと戻った。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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