本拠地アスレチックス戦の前にイベントに登場、1年目のシーズンを振り返る
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日午前10時7分開始)の本拠地アスレチックス戦に「4番・DH」でスタメン出場する。この日は「ジャパンデー」で、試合前には特別イベントに参加。試合での活躍を誓った。
現在、自己最多タイの22本塁打を放っており、日本ハム時代の2016年を上回る自己最多の23号が飛び出すか、注目が集まる大谷。試合前、ジャパンデーのために作られた特設会場に登場すると、多くのファンが見守る中でラジオ局「AM830」のキャスター、トレント・ラッシュ氏のインタビューに答えた。
まずは「シーズン序盤から球場でもたくさん日本の方が見てますし、それはすごく頑張りたいという気持ちになるので、すごく助かっています」と日本からの応援に感謝。さらに、スタジアムでファンが掲げる応援ボードなどで何が最も気に入ってるかを聞かれると、「でっかい顔のやつはよく見ますね。トラウト選手のやつも見ますし。そういうのはけっこうインパクトあるかなと思いますけど」と笑みを浮かべて話した。
この1年を「本当にいい経験をさせてもらった」と振り返った大谷。レジェンドのアルバート・プホルス、スーパースターのマイク・トラウト、そして、指揮官として豊富な経験を誇るマイク・ソーシア監督から一番学んだことについては「もちろん野球の技術も素晴らしいですし、毎回毎回、学んでばかりなんですけど、みんな本当にすごくいい人で、上に行けば行くほどそういう人はすごくいい人だなと感じています」と明かした。
温暖なアナハイムでの生活は「すごく過ごしやすい」という。メジャー1年目にして二刀流で“名シーン”を多く残してきたが、デビュー1週目での3試合連続ホームラン、そして、アスレチックス戦で7回途中までパーフェクト投球を見せたことが印象に残っていると司会者に振られると、大谷は「開幕直後はやっぱり緊張もしていましたし、その中でいい結果を残せたのはすごく印象には残ってるかなと思っているので、そこかなと思ってるんですけど、今日をその日にできたら一番いいのかなと思っているので、ジャパンデーなのでいい活躍ができるように頑張りたいと思います」と誓った。“今季最高”の活躍に期待がかかる。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
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