9月は14回2/3で12失点、防御率7.36と不振
■福岡ソフトバンク – 千葉ロッテ(30日・ヤフオクドーム)
1か月半も白星から遠ざかっている千葉ロッテ二木康太投手が、30日の福岡ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発する。
8月17日の東北楽天戦は9回完封で今季3勝目を挙げた。その後、8月24日のオリックス戦から5試合先発したが、その間は0勝3敗と白星に見放された。9月は3試合に先発したが14回2/3を投げ12失点、防御率は7.36と精彩を欠いた。
「頑張るしかない。(課題にして)やってきたことは色々あるが、マウンドに上がれば、とにかく自分の持っているものを出して投げ切るしかない。来年につなげるために、いい形で終わりたい」と、今回の先発にかける意気込みは大きい。
昨シーズンまで2年連続で7勝9敗と、負けが先行しながらも安定感のある投球で、開幕前は涌井、石川に次ぐローテーションの軸と期待された。だが、不調で5月1日に登録を抹消され、2か月以上2軍落ち。今季は3勝6敗とチームに貢献できていないだけに、福岡ソフトバンク戦への思いは強い。「台風が来てるし、試合ができることを祈るだけです」と意気込んでいた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)
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