初回に4失点、49分の雨天中断後も流れを変えられず
■オリックス 7-1 千葉ロッテ(29日・ZOZOマリン)
千葉ロッテの石川歩投手が29日、オリックス戦(ZOZOマリン)で6回14安打6失点と炎上し、7敗目を喫した。試合は2回表終了後に雨のため49分間中断。石川にとって恵みの雨とはならず、試合は続行された。
21日に1軍登録された右腕は翌22日の埼玉西武戦に先発したが、5回6失点で6敗目。井口資仁監督は「上がってからまだ勝ってないので、何とか勝ってほしい。マリンで連敗が続いているので」と、ホーム10連敗阻止をエースに託したが止められなかった。
雨でマウンドがぬかるんでいたが、シンカーの制球は定まらず、130キロ台後半のストレートを狙い打たれた。初回にいきなり打者一巡。先頭の宗から3連打であっさり先制を許すと、2死を奪ったが、T-岡田を歩かせて満塁に。ここから大城、安達、若月に3連続打を浴び、この回だけで4失点した。
今季は開幕から6月までで9勝を挙げたが、「肩に力が入らない」と7月以降は勝ち星がない。8月1日に登録抹消され、ファームで調整も結果は出ていない。試合後は「これだけ打たれてリズムを悪くさせてしまい申し訳ないです。それしかありません」とコメントした。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)
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