福岡ソフトバンク、怒涛の猛攻で3回に同点 対鷹18戦未勝利の菊池雄星つかまる

Full-Count 福谷佑介

2018.9.28(金) 19:07

3回、バットを折られながらもタイムリーを放ったホークス・柳田悠岐※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
3回、バットを折られながらもタイムリーを放ったホークス・柳田悠岐※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

柳田の二ゴロは折れたバットの“アシスト”で適時内野安打に

■埼玉西武 – 福岡ソフトバンク(28日・メットライフ)

 福岡ソフトバンクが試合を振り出しに戻した。28日、敵地メットライフドームで行われた首位・埼玉西武との直接対決第2ラウンド。初回に千賀が山川に3ランを浴びて先制された福岡ソフトバンクが3回、埼玉西武先発の菊池を打ち崩して同点に追いついた。

 この回、先頭の甲斐が左前安打で出塁すると、続く上林はセーフティー気味に一塁線へバント。これを一塁・山川が処理を焦って悪送球(記録は内野安打と失策)し、無死二、三塁のチャンスを作った。

 続く川島の二ゴロの間に1点を返すと、2死三塁で柳田はバットをへし折られる二ゴロに。だが、折れたバットが二塁・浅村に向かって飛んで行ったために、浅村は後退しながら打球を処理。柳田の足が勝り、ラッキーな形で適時内野安打となった。さらにデスパイネが左翼線二塁打で続き、中村晃が左前適時打で同点となった。

 埼玉西武の先発・菊池は、プロ入り後、福岡ソフトバンク戦に通算18試合に投げて0勝13敗と、いまだ未勝利。初回から3点の援護をもらったものの、簡単には初勝利にはたどり着けないようだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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