通算132勝のマーク・グビザ氏「ショウヘイ・オオタニに軍配」
エンゼルス大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、本拠地レンジャーズ戦の第4打席で22号決勝アーチを放ち、チームを勝利に導いた。4打数2安打2打点の活躍で今季22度目のマルチ安打を記録し、打率は.283に上昇。逆方向への一発にメジャー通算132勝のエンゼルスOBは「短くてコンパクトなスイングです。そして力強い」と絶賛した。
4番の仕事を果たした。大谷は同点の8回に日本ハム時代の同僚・マーティンから左翼席へ決勝の22号ソロを放ち勝利に貢献。元同僚対決をこの試合を中継した「FOXスポーツ・ウエスト」も大注目していた。
解説を務めたエンゼルスOBのマーク・グビザ氏は決勝ソロが飛び出す直前に、「スプリングトレーニングの期間中にあちこちで話題になっていたことは『ショウヘイ・オオタニは投打両面で苦しんでいる』ということでした。その時、クリス・マーティンは『心配無用だ。彼はスペシャルな活躍をするんだから』と語っていました。彼は間違ってはいなかったのです」と、シーズン前にマーティンが大谷について語り、活躍を予測していたことを紹介。
すると、その直後に大谷は左翼席へ試合を決める自身最多タイとなる22号ソロを運び、悠然とダイヤモンドを一周した。これにはグビザ氏も「元チームメイト対決は、ショウヘイ・オオタニに軍配が上がりました! 逆方向へ22号です! そしてこの試合2打点目! なんというスイングでしょう、ショウヘイ・オオタニ!」と絶叫し、喜びを爆発させた。
第2打席では同点となる右前タイムリーを放ち、そして第4打席では逆方向へ試合を決める一発。広角に打ち分けるルーキーに「しっかり待って、スイングを短くしました。どれほどショウヘイ・オオタニが力強いかが分かります。短いスイングで反対側に本塁打を放ちました。ファンの反応も素晴らしいですね。短くてコンパクトなスイングです。そして力強い」と称賛。プレーオフ進出の望みは断たれたエンゼルスだが、大谷の打棒爆発は実況席も楽しませているようだった。
(Full-Count編集部)
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