9月27日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの今季最終戦は、投手陣が好投した北海道日本ハムが、2対1で勝利。連敗を3で止め、3番手で登板した宮西投手がプロ野球新記録となる通算325ホールドポイントを記録した。
オリックス・東明投手、北海道日本ハム・上原投手という両先発の好投により、5回を終えて0対0と静かな投手戦が繰り広げられた。
5回まで1安打と東明投手の前に沈黙していた北海道日本ハム打線は、6回表、ようやく均衡を破る。先頭の中島卓選手が安打を放つと、大田選手が先制の適時二塁打。中田選手にも適時打が出て、この回2点のリードを奪った。
援護を得た上原投手が6回途中無失点と試合を作ると、後を受けた井口投手、宮西投手、浦野投手もオリックス打線に反撃の糸口を与えない好救援を見せる。2点リードのままで迎えた最終回は、石川直投手がT-岡田選手に一発を浴びたものの、最後は伏見選手を三振に仕留めて試合終了。北海道日本ハムが2対1で逃げ切った。
北海道日本ハムは連敗が3でストップし、先発の上原投手が今季2勝目。なお宮西投手が通算ホールドポイントで歴代1位に立っていた巨人・山口鉄投手を抜いた。敗れたオリックスは、北海道日本ハム投手陣を打ちあぐね、反撃はT-岡田選手の12号ソロのみ。好投した東明投手を援護できなかった。
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