9月24日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムによる今季最終戦は、松田宣選手の12試合ぶりの先制弾が決勝弾となり、2対1で福岡ソフトバンクが勝利。7回途中無失点の快投を見せた先発・大竹投手が3勝目を手にし、チームも連勝を6に伸ばした。
試合序盤は、両チームの先発による緊迫した投手戦が展開された。福岡ソフトバンク・大竹投手は、初回から3イニングス連続で先頭打者の出塁を許しながらも、落ち着いて後続を断ち5回73球、無失点の好投。対する北海道日本ハム・上沢投手も、4回まで1安打6奪三振、無四球と、福岡ソフトバンク打線を封じ、試合は0対0のまま後半へと進んだ。
均衡が破れたのは5回裏。福岡ソフトバンクの7番・松田宣選手が、左翼テラス席へ28号2ラン。昨日と同じく福岡ソフトバンクに先制弾が飛び出し、5回を終えて2点のリードを奪う。
援護をもらった大竹投手は、6回表に3者連続三振を奪うなどし、7回途中まで投げて無失点。後を受けた2番手・石川投手も7回表を抑え、3番手・嘉弥真投手、4番手・加治屋投手も北海道日本ハム打線を無安打に封じて得点を与えず。2対0と福岡ソフトバンクリードのまま、試合は最終回へ。
9回表、マウンドには福岡ソフトバンク守護神・森投手が上がる。先頭の中田選手を三振に仕留めると、続く横尾選手を初球で打ち取って難なく2死に。清宮選手に特大の一発を浴びたものの、最後は7番・田中賢選手を二ゴロに切って試合終了。福岡ソフトバンクが2対1で逃げ切り、6連勝を決めた。
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