【MLB】エ軍が大谷翔平を新人王へ猛プッシュ 日英2か国語の資料をメディアに配布

Full-Count 盆子原浩二

2018.9.22(土) 13:26

エンゼルス・大谷翔平
エンゼルス・大谷翔平

今季功績の紹介とともに、他の候補者と成績比較

今季も残りわずかとなったメジャー。各賞レース争いもいよいよ追い込みを迎える。中でも、混戦が予想されるア・リーグ新人王争いだが、エンゼルスは21日(日本時間22日)、メディアに向けて日英2か国語で書かれた大谷翔平投手の今季記録集をメール配信し、球団を挙げての“新人王推し"に乗り出した。

資料には「エンゼルスRHP/DH大谷翔平はメジャーリーグで歴してきた成績を新人一年目であげています」と記され、今季築いた投打の功績が紹介されている。1シーズンに15本塁打&50奪三振を記録したメジャー史上初の選手、1888年のジミー・ライアン以来初となる1シーズンに15本塁打&9盗塁&3登板を記録、4月には投手としてア・リーグ月間MVP&8月には打者として同賞受賞……といった功績のほか、他のア・リーグ新人打者(300打席以上)との成績比較を掲載。大谷はミゲル・アンドゥハー、グレイバー・トーレス(ともにヤンキース)らを凌ぎ、出塁率、長打率、OPS、1本塁打に要する打数、1打点に要する打数ではリーグ新人1位に輝いた。

また投手部門でも今季10戦以上に先発した投手の中では、奪三振率、奪空振り率でリーグ1位、被打率、WHIPなどでリーグ2位の成績を収めるなど圧倒。また、投打を合わせたWAR値はア・リーグ新人の中でトップだという。

ベーブ・ルース以来100年ぶりとなる二刀流のパフォーマンスでメジャーを沸かせた大谷。二刀流ゆえに投打で規定数には達していないが、その功績は誰もが認めるところだ。球団を挙げての新人王への猛プッシュは功を奏するだろうか。

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count 盆子原浩二

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE