52日ぶりの1軍マウンドで連敗を止められず
■埼玉西武 7-4 千葉ロッテ(21日・ZOZOマリン)
肩の不調に加え、2軍調整中に捻挫のアクシデントも加わり、52日ぶりの1軍登板だった千葉ロッテ石川歩投手は、21日の埼玉西武戦(ZOZOマリン)で5回7安打6失点(自責5)、106球で降板。今季6敗目(9勝)を喫した。
雨でぬかるむマウンドで、初回先頭の秋山に142キロ速球を中前打とされる。源田に死球で無死一、二塁となると、3番の浅村は一ゴロに打ち取ったが、続く山川の打球に対して左翼・角中が目測を誤り、頭上を越される先制タイムリー二塁打とされるなど、ツキもなかった。
2死から中村にも左中間を破られて、初回だけで3失点。2回には先頭・金子侑を歩かせ、秋山、源田の連打に中継ミスも重なり、2点を加えられた。
それでも3回は立ち直って3者凡退。4回は浅村に三遊間を破る適時打で6点目を献上したが、5回は森を144キロ速球で見逃し三振に仕留めた。清水直投手コーチは「球の力は戻っている。期待できる」と語るなど、4度目の2桁勝利へ、残り試合に期待を持たせた。
石川は「コンディションは相手も同じことなので何もありません。感じは良かったので6点取られたけど、そんな感じがしない。また次に向けてしっかり調整していきたい」とコメントし、次回に向けて手応えを掴んだようだった。
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