試合中止を恵みの雨とするのは? 連敗脱出を目指す千葉ロッテか、優勝へ向けて突き進む埼玉西武か

パ・リーグ インサイト

2018.9.21(金) 09:30

千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)PLM

9月21日、パ・リーグで唯一行われるのは千葉ロッテと埼玉西武の一戦。20日に予定されていた試合は雨天中止となったため、仕切り直しの初戦となる。6連勝中の埼玉西武と、6連敗中の千葉ロッテ。優勝へ向け、連敗脱出へ向け、それぞれ勝利がほしい両チームの見どころを見ていこう。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→8勝14敗、埼玉西武→14勝8敗

【千葉ロッテ】石川投手 18試合、9勝5敗 115.2回、68奪三振、43失点 防御率3.19
【埼玉西武】菊池投手 21試合、12勝4敗 149.2回、138奪三振、52失点 防御率3.07

6連敗中の千葉ロッテは、石川投手が7月31日以来、約2カ月ぶりの登板を果たす。前回登板の北海道日本ハム戦では、1回途中10失点でノックアウト。今季は5月から6月にかけて6連勝を挙げるなど持ち味を発揮していただけに、初回大量失点の悪夢を払しょくする投球で、2年ぶりとなる2桁勝利を達成したい。

埼玉西武は20日に先発予定だった菊池投手がスライド登板。現在自身3連勝中、かつ今季千葉ロッテ戦は3戦3勝と、調子も相性も抜群だ。「お得意様」を相手に着実に白星をモノにしたい。

相変わらず元気な埼玉西武打線は、6試合連続2桁安打中。浅村選手は2試合連続弾を放ち、自身初の30号へあと1本と迫っている。19日の北海道日本ハム戦で、プロ初本塁打を記録した山田選手の出場機会も楽しみだ。対する千葉ロッテは主砲・井上選手に注目だ。今季の対埼玉西武戦の打率は.357で本塁打は7本と、対パ・リーグチームの中でもっとも相性がいい。そのバットでチームを連敗脱出へ導けるか。

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