ポストシーズンが盛り上がりを見せるなか、パ・リーグ6球団では2026年のシーズンシートの販売を開始している。シーズンを通してお気に入りの席で観戦したい人や、チケット確保を気にせず試合を楽しみたい人にとって、シーズンシートは魅力的な選択肢だ。今回は、各球団の2026年シーズンシートについて紹介する。
エスコンフィールドでの熱戦を確実に観戦! 北海道日本ハムのシーズンシート
北海道日本ハムは、8月中旬よりシーズンシートの販売を開始し、現在、個人・法人ともに申込受付中だ。
開幕戦や週末開催などの人気試合を確実に観戦できることに加え、オーナー特典として、2026年にエスコンフィールドで開催されるクライマックスシリーズへの無料招待も含まれている北海道日本ハムのシーズンシート。グルメやエンターテインメントが充実しているため、どのシートを購入するか迷うファンも多いだろう。
そんなときに便利なのが「おすすめシート診断」だ。「エスコンフィールドで気になること」や「誰と観戦する予定か?」など、たった4つの質問に、いくつかの選択肢から答えるだけで、自分にぴったりのシートを提案してくれる。試合の臨場感を楽しみたい人も、グルメを味わいたい人も、それぞれの観戦スタイルに合った席がきっと見つかるはずだ。
チケット確保の心配なく観戦を楽しめるシーズンシート。都合が悪くなった場合には「Fチケ」公式リセールサービスの利用も可能なため、柔軟に運用ができる点もうれしいポイントだ。
・公式サイト
https://seasonseat.fighters.co.jp/2026/
特典満載、名前入りの専用席も! 楽天イーグルスのシーズンシート
楽天イーグルスのシーズンシートは、豊富なオーナー特典に注目したい。まず、観戦の際に便利なオリジナルのチケットホルダーや、自宅に置ける卓上カレンダーなど、ファンにはうれしいアイテムが用意されている。
また、年間シートとは別に、1席あたり10枚のチケットクーポンを付与。チケットを誰かに譲る際に使える専用のチケット封筒が付いてくるほか、チケットバックアップサービス「SOCチケットコンシェルジュ」もあり、細やかな気配りを感じさせる。
さらに、開場前に楽天イーグルスの選手の打撃練習見学や、選手の直筆サイン入りグッズなどが当たる試合日限定のイベントも開催予定だ。座席にはオーナーの名前と希望の背番号が記され、自分の席が一目でわかる。このような特別感を味わえるのもシーズンシートならではだろう。
・公式サイト
https://www.rakuteneagles.jp/seasonseat/
QRコード or 紙チケット 選べる埼玉西武のシーズンシートチケット
今年から「紙チケット」に加え、「QRコード」での受け取りが可能となった埼玉西武のシーズンシート。QRコードの場合は、メールやLINEで手軽にチケットの送信ができるうえに、都合が合わずにリセールする場合も、「ライオンズ公式リセールサービス」を利用することで郵送の手間が省ける。
一方の紙チケットは、接待などで大切なお客さまに直接手渡すことができる。シーズン最終戦までの対象全試合のチケットをまとめて受け取ることができるため、用途に合わせて好みの方法を選択したい。
また、オーナー特典としては、選手が参加する謝恩パーティーといった、選手を近くに感じられる機会も用意されている。さらに、早期入会特典としては、11月28日(金)までに契約すると、成約記念品として、ロゴ入り撥水ショルダーバッグかワイヤレスチャージャーが選べるほか、縦型カレンダーと卓上カレンダーのセットもプレゼントされる。特典アイテムを手に入れたいファンは、早めの入会がおすすめだ。
・公式サイト
https://bellunadome.seibulions.co.jp/business/seasonseat2026/
寒さも雨でも安心。千葉ロッテのシーズンシート特典
千葉ロッテは、2026年シーズンシートの受付開始に合わせ、新規申込キャンペーンと早期申込キャンペーンを実施中。新規申込キャンペーンは、対象席種を新たに申し込んだ方に「球場内商品券 5,000円分(税込)」がプレゼントされ、早期申込キャンペーンは、11月20日(木)までに申し込んだ方に「2026 千葉ロッテマリーンズオフィシャルカレンダー」が贈られる。
シーズンシート特典も充実している。春先(3〜5月)や秋(9〜10月)の肌寒い日に「ホカロンサービス」としてロッテのホカロンが用意されるのは屋外球場ならでは。雨天の場合はポンチョの提供もあるため、天候の変化があっても安心だ。また、シーズンシートオーナー限定のオリジナル記念品が2種類用意されており、特別感も味わえる。
グッズ付きチケット対象日にはオリジナルグッズがプレゼントされるほか、オープン戦への招待、バックネット裏で間近に試合前練習を見学できる「バックネット裏練習見学会」といった特典も。さらに、オーナー専用ダイヤルも設けられ、困ったことや疑問があれば、インフォメーションセンターへすぐに連絡できるのも心強いだろう。
・公式サイト
https://www.marines.co.jp/ticket/season2026/
行けなかった日のチケットは後日再利用できる! オリックスのシーズンシート
オリックスでは、京セラドーム大阪とほっともっとフィールド神戸のシーズンシートをそれぞれ用意している。予定が合わずに使用できなかったシーズンシート券は、2026年に開催されるオリックス主催公式戦(交流戦を除く)の指定席券に、試合日当日に限り引換可能だ。
そのほかのオーナー限定特典としては、ポストシーズンのチケットを優先的に購入できる権利や、バックネット裏後方「サッポロスターラウンジ」の飲食サービス(無料)、お好きな選手のサイン入りユニフォーム(1着)も用意されている。
さらに、12月4日(木)必着で京セラドーム大阪のシーズンシートを申し込むと、2026年1月開催予定のファンミーティングに応募可能だ。観戦にとどまらず、チームとのつながりをより身近に感じられる内容となっている。
また、シーズンシートのほか、観戦日・人数・席種が自由に選べる回数券「アドバンスチケット」(35枚/¥115,500)、「アドバンスチケット ライト」(20枚/¥51,700)も販売。一人観戦や家族や友人との観戦など、あらゆるシーンで利用できるのがうれしい。
・公式サイト
https://www.buffaloes.co.jp/ticket/season/
豪華なラウンジ利用も! 福岡ソフトバンクのシーズンシート
福岡ソフトバンクのシーズンシートも、現在販売中だ。特典としてまず紹介するのは、オーナー専用ラウンジ「HUB」。試合開始の2時間前からプレーボールまでの間、フリードリンクを楽しむことができる(試合開始後もラウンジは利用可能だが、その場合は有料)。
また、早期入会特典として、11月30日(日)までに入会が完了すると2026年度の「鷹祭 SUMMER BOOSTユニフォーム(レプリカ)」、2026年1月31日(土)までに完了すると、オープン戦引換招待券がもらえる。そのほか、席種限定特典として、オリジナルグッズプレゼントやドリンクサービスといった特典もあり、球場に足を運ぶ楽しみが広がる内容となっている。
なお、法人向けには個別見学が実施されており、それぞれの都合に合わせて日程調整が可能だ。見学の所要時間は約1時間ほどで、実際の座席からの眺めや座り心地を確認できる。いろいろな席を比較したい方にとっては、良い機会となるに違いない。
・公式サイト
https://www.softbankhawks.co.jp/ex/seasonseat/
ここまで紹介してきたように、各球団、豊富なオーナー特典が用意されている。早期入会キャンペーンを実施している球団もあるため、迷っている方は早めのチェックをおすすめしたい。特等席で、より快適な野球観戦を。
