9月19日、メットライフドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムのカード2戦目は、埼玉西武打線が連日の猛打を見せて12対4で快勝。6連勝で優勝マジックを減らした。
先制点を挙げたのは北海道日本ハム。1回表、埼玉西武先発・榎田投手の制球が定まらず、3つの四死球で2死満塁とすると、6番・鶴岡選手が押し出しの四球を選んだ。
しかし、先制を許した埼玉西武は3回裏、2番・源田選手が北海道日本ハム先発の堀投手から4号3ランを放って、あっという間に逆転し、続く浅村選手も29号ソロを放つ。4回裏には8番・山田選手がプロ4年目で初安打・初打点となる1号2ラン、5回裏には炭谷選手が適時内野安打で加点。得意の大攻勢で5回までに7点を奪い、堀投手をマウンドから引きずり降ろす。
北海道日本ハムは6回表に横尾選手の適時打で1点を返すが、その裏に埼玉西武打線が集中打を浴びせさらに4点。得点を2桁に乗せる。大量援護をもらった榎田投手は、初回以降は制球力を取り戻して7回2失点の好投で降板。8回裏にも1点を追加した埼玉西武は、9回表に3番手・小石投手が渡邉選手に6号2ランを浴びるが、後続を断って試合終了。
埼玉西武は、先発の榎田投手がプロ8年目にして自身初の2桁勝利を達成した。敗れた北海道日本ハムは、投手陣が獅子おどし打線を封じられず2連敗となった。
記事提供: