多和田投手がリーグトップ快走の15勝目。埼玉西武が5連勝でマジック減らし

パ・リーグ インサイト

2018.9.18(火) 21:28

埼玉西武ライオンズ・秋山翔吾選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・秋山翔吾選手(C)PLM

9月18日、メットライフドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムのカード初戦は、序盤から得点を重ねた埼玉西武が7対4で勝利し、この試合終了時点で優勝へのマジックを10にした。先発・多和田投手はリーグトップの15勝目をマークした。

初回から埼玉西武が猛攻を仕掛け、試合は一方的な展開となった。1回裏、秋山選手が20号先頭打者本塁打を放つと、押し出し四球でも追加点。前カードで天王山を制した好調打線が、北海道日本ハム先発・加藤投手の立ち上がりを攻めて5試合連続で先制し、2回裏には浅村選手がキャリアハイとなる28号2ラン。埼玉西武が4対0と、序盤からリードを握る。

埼玉西武は5回裏に山川選手の42号ソロ、6回裏に浅村選手の適時打でさらに2点。先発の多和田投手も球数を要しながらも6回までスコアボードに0を刻み、埼玉西武6点リードで試合は終盤の攻防へ。

このまま終わるわけにはいかない北海道日本ハムは7回表、大田選手が埼玉西武2番手・野田投手から14号3ランを放つものの、反撃はここまで。7回裏に敵失でさらに1点を追加した埼玉西武は、8回表をマーティン投手が無失点に抑えると、9回表にヒース投手が1点を失うが、左翼手・熊代選手が好守で3アウト目を取って試合終了。7対4で北海道日本ハムを下し、5連勝を飾った。

勝利した埼玉西武は、先発の多和田投手が7回途中1失点でリーグ単独トップを快走する15勝目。打線も、12安打7得点とさすがの強さを見せつけた。敗れた北海道日本ハムは、先発の加藤投手が6回途中6失点。打線の反撃も及ばず、連勝はならなかった。

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