9月18日、ZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテと福岡ソフトバンクのカード初戦。2位・福岡ソフトバンクは前カードで首位・埼玉西武に3連敗を喫しており、逆転優勝に向けて今カードは連勝を飾りたいところだ。一方、千葉ロッテも前カードで3連敗を喫するなど、現在4連敗中。両チームとも負けられないカード初戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→7勝9敗1分、福岡ソフトバンク→9勝7敗1分
【千葉ロッテ】有吉投手 25試合、6勝2敗 83回、46奪三振、32失点 防御率3.14
【福岡ソフトバンク】東浜投手 13試合、4勝5敗 79.1回、68奪三振、36失点 防御率3.63
千葉ロッテの先発は有吉投手。今季途中から先発に転向した2年目右腕はここまで6勝2敗と安定した成績を残しており、前回登板の福岡ソフトバンク戦でも7回1失点の好投を披露している。また、対福岡ソフトバンク戦では今季2試合に登板し、1勝0敗、防御率1.08と好相性を見せている。9月初登板となる18日の試合でも相性の良さを生かしてチームを勝利に導く投球を披露したい。
対する福岡ソフトバンクの先発マウンドには東浜投手が上がる。右肩の故障があり、ここまで4勝5敗と思うように勝ち星を伸ばせていない昨季の最多勝右腕だが、復帰後は5戦負けなしと安定感が戻りつつある。前回登板でも6回1失点(自責0)と試合を作り、白星を挙げた。18日の試合でも安定した投球で逆転優勝を目指すチームに貢献したい。
千葉ロッテ打線では、中村選手に注目したい。調子はやや下降気味で17日の試合でも1安打に終わっているものの、リーグトップに並ぶ35個目の盗塁を成功させた。自身初のタイトル獲得に向けて着実に盗塁数を増やしている若鴎。また、対福岡ソフトバンク戦では、打率.368を記録するなど相性が良いだけに、活躍に期待したい。
福岡ソフトバンク打線の注目は上林選手。首位・埼玉西武との直接対決となった前カードでは3試合で10打数6安打、2本塁打と活躍。対千葉ロッテ戦では打率.329と相性も良いだけに、調子を維持し、チームを勝利に導く一打を放てるか。
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