若手選手が揃って躍動。東北楽天が約1カ月ぶりの同一カード3連勝

パ・リーグ インサイト

2018.9.17(月) 16:54

東北楽天ゴールデンイーグルス(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス(C)PLM

9月17日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天のカード最終戦は、若手の活躍が存分に見られた東北楽天が、千葉ロッテに7対2で勝利した。

試合が動いたのは2回表だった。先頭の銀次選手が安打で出塁すると、1死から7番・山下選手の安打で1,2塁に好機を拡大。ここで8番・山崎選手の強烈な打球が一塁手・井上選手の失策を誘い、東北楽天が1点を先制。9番・村林選手のスクイズも決まってさらに1点を追加し、2点のリードを握った。

4回表、東北楽天がさらに突き放す。またも先頭の銀次選手が安打で出塁し、6番・内田選手が左翼席中段に飛び込む8号2ランを放ち、リードを4点に広げる。

しかし、直後の4回裏に千葉ロッテが反撃。1番・岡選手に移籍後初となる1号ソロが飛び出すと、1死2,3塁から角中選手の内野ゴロの間にもう1点を追加し、2点差に迫る。しかし、東北楽天も再び攻勢を仕掛け、6回表に内田選手と山崎選手に適時打が飛び出し、リードを再び4点に広げた。

藤平投手は、2点こそ失ったものの、以降は千葉ロッテに追加点を許さない安定した投球を披露。9回表に田中選手の生え抜き選手としては球団新記録となる18号ソロでリードを5点に広げると、9回裏のマウンドにも向かった藤平投手が無失点に抑えて試合終了。見事な完投を見せ、東北楽天が7対2で千葉ロッテに勝利した。

勝利した東北楽天は完投勝利を飾った藤平投手や、3打点の内田選手、プロ初打点を挙げた山崎選手、球団生え抜き最多の18号ソロを放った田中選手など、若手の活躍が目立った。敗れた千葉ロッテは、打線が散発3安打と見せ場を作れなかった。

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