9月17日、メットライフドームで行われている埼玉西武と福岡ソフトバンクの一戦。埼玉西武が快勝で同一カード3連勝を飾り、優勝へのマジックナンバー「11」を点灯させた。
初回にいきなり栗山選手の満塁弾が飛び出し、4点のリードを握るものの、先発・ウルフ投手が2回表に上林選手にソロを浴び、続く3回表には太ももに打球を受けてまさかの緊急降板。苦しい継投を余儀なくされた。しかし、ここは昨年の「勝利の方程式」を担った武隈投手と増田投手が0で切り抜け、3点のリードを守った。
すると、打線も7回裏に再び爆発。2死1,3塁から中村選手が右翼席に26号3ラン。栗山選手とともに2008年の日本一を知る男が、試合を決めた。
これで福岡ソフトバンクとのゲーム差は「6.5」。残り試合を考えればまだ油断はできないが、歓喜の瞬間が、少しずつ迫ってきている。
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