4番の一打で勝利を引き寄せた。北海道日本ハムが本拠地で逆転勝ち

パ・リーグ インサイト

2018.9.17(月) 15:56

北海道日本ハムファイターズ・石川直也投手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・石川直也投手(C)PLM

9月17日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスのカード最終戦は、中盤に主砲の一打で逆転に成功した北海道日本ハムが、4対2でオリックスに勝利した。

試合が動いたのは3回表だった。北海道日本ハム・上沢投手に対し、8番・安達選手の安打を皮切りに宗選手の安打などで1死1,3塁の好機を作ると、敵失でオリックスが1点を先制する。一方の上沢投手も以降は調子を取り戻し、試合は一気に落ち着いた展開となった。

プロ初先発のオリックス・榊原投手は、140キロ台中盤の直球を軸に、カーブ、フォークを交えながら打たせて取る投球を展開。5イニングスをわずか1安打に抑え、1点のリードを死守。打線もこの好投を援護する。6回表に3番・ロメロ選手の適時二塁打で1点を追加し、リードを2点に広げた。

オリックスは6回裏から2番手・山田投手をマウンドへ。すると、北海道日本ハム打線がこの機を逃さず攻勢に出る。1死1,2塁から3番・近藤選手の適時打で1点差に迫ると、オリックスは3番手・比嘉投手へと交代。しかし、4番・中田選手が2点適時二塁打を放って北海道日本ハムが逆転に成功した。

7回裏に西川選手の適時二塁打でリードを2点に広げると、以降は北海道日本ハムが勝利の方程式を投入。8回表を宮西投手が3人で抑えると、9回表は石川直投手が締めて試合終了。盤石の継投で、北海道日本ハムが4対2でオリックスに勝利した。

上沢投手は先制点こそ与えたものの、高橋コーチの「自分のペースを崩さず、しっかりと投げ切ってほしい」との言葉通り、以降はオリックス打線の反撃を許さず。7回2失点の好投で、11勝目を手にした。敗れたオリックスは、前半から順調な試合運びをみせたものの、救援陣が粘り切れなかった。

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