大谷の先発投手復帰は断言「100%、疑いようはない」
エンゼルスのマイク・ソーシア監督は16日(日本時間17日)、右肘靱帯損傷のため投手として長期離脱が予想される大谷翔平投手について「ダイナミックな投手になる可能性がある」と太鼓判を押した。
試合前に囲み取材に応じた指揮官は、大谷はまだ靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受ける最終決定をしていないことを強調。「ショウヘイはまだ情報を集めている段階。メディカルスタッフや医師と相談しながら、GMとも話し合っている。我々はショウヘイの決断を待っている状態だ」と話した。
また、大谷に二刀流を続けさせることにも再度言及し、「球団としては、100%、彼をマウンドに戻すことは疑いようがない」と断言した。大谷が先発投手としてマウンドに上がるであろう22~24試合は、打者として1試合4打席立つ時以上に「より試合をコントロールできる状況になる」と指摘。「彼が投げて打てるということは、非常にダイナミックな効果をチームに与える」と話し、「こういう話をした日を振り返らなくてもいいくらい、マウンドに復帰して活躍してもらいたい。彼がセイゲンナシに投げられる日を楽しみにしている」とした。
米記者から大谷をクローザーとして起用する可能性を聞かれると、「未来を見る水晶玉は持っていないが、それはショウヘイがたどるには間違った道だと思う」と否定。シーズンを通して70試合近くに登板すると同時に、ウォームアップしながら投げない試合もある守護神をしながら打席に立つことは「難しい。クローザーは簡単じゃない」と説明した。また、これまで100~110球を投げても問題なかったことに振れ、「ずっとやってきたこと。先発ローテに戻ったら、ダイナミックな投手になる可能性がある」と先発投手としてチームを牽引することを期待した。
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