獅子が一気に決めるか。鷹が抵抗するか。重要な一戦は両外国人投手に託された

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2018.9.17(月) 09:31

埼玉西武ライオンズ・ウルフ投手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・ウルフ投手(C)PLM

9月17日、メットライフドームで行われる埼玉西武と福岡ソフトバンクによる3連戦の最終戦。埼玉西武の連勝で幕を開けた連戦の最終ラウンドはどちらに軍配が上がるか。シーズンの行方を占うために重要な試合の見どころをおさらいしておこう。

【今季対戦成績】
埼玉西武→10勝10敗、福岡ソフトバンク→10勝10敗

【埼玉西武】ウルフ投手 12試合、4勝3敗 59.2回、35奪三振、37失点 防御率4.68
【福岡ソフトバンク】ミランダ投手 4試合、3勝0敗 25.1回、23奪三振、5失点 防御率1.78

埼玉西武の先発はウルフ投手が務める。昨季は9勝を挙げ、チームの上位進出に貢献した助っ人右腕も、今季は4勝と苦しいシーズンとなっている。対福岡ソフトバンク戦では1勝を挙げているものの、防御率5.40と相性がいいとは言えない。17日の試合ではチームの勢いに乗り、鷹退治と行きたい。

対する福岡ソフトバンクの先発はミランダ投手だ。今季途中に加入した左腕は、ここまで3勝0敗と想像以上のインパクトでチームの快進撃に貢献してきた。8月25日の埼玉西武戦では9回途中1失点の好投を披露しており、17日の試合では一矢報いる投球を見せたい。

前日の試合で電光石火の攻撃を見せた埼玉西武打線からは山川選手を推奨したい。15日の試合で2本塁打を放ち40号に乗せたかと思えば、16日の試合でも初回に41号弾を放つ活躍を見せた。17日の試合でも早々にウルフ投手を援護する一打を放ちたい。

そして福岡ソフトバンクの4番候補・グラシアル選手の活躍も勝敗を分けそうだ。16日の試合前の練習中に柳田選手が負傷し、救急搬送されて打撲と診断された。17日の出場は未定だが、2試合連続でグラシアル選手が4番を務める可能性が高い。山川選手とは対照的に得点に絡む一打が放てず、3三振に終わっただけに17日の試合ではリベンジとなる打撃を披露したい。

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