9月17日、北海道日本ハムとオリックスによる4連戦の最終戦が札幌ドームで行われる。ここまで北海道日本ハムが1勝、オリックスが2勝で迎えたこの一戦はどのような展開となるか。試合の見どころを見ていこう。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→11勝11敗、オリックス→11勝11敗
【北海道日本ハム】上沢投手 22試合、10勝5敗 143.1回、123奪三振、57失点 防御率3.33
【オリックス】榊原投手 2試合、0勝0敗 1回、2奪三振、5失点 防御率45.00
北海道日本ハムの先発は上沢投手だ。7月27日のオリックス戦で自身初となる2桁勝利を挙げたが、その日を最後に白星から遠ざかっている。有原投手、マルティネス投手で連敗を喫しているだけに、今季はエース級の活躍を見せている上沢投手がこの悪い流れを食い止めたい。
対するオリックスは、自身初先発となる榊原投手が務める予定だ。2年目の今季は4月1日にプロ初登板を果たし、同3日の登板を最後に一軍の舞台からは遠ざかっていた。今回が3度目の登板にしてプロ初先発となるが、緊張感を楽しみつつ、首脳陣へしっかりとアピールしたい。
打線の注目選手は、5番での出場が予想される両軍の右打者を挙げたい。北海道日本ハムのレアード選手は天井に当たってグラウンドに落ちるラッキーな安打も含め、3安打猛打賞の活躍を見せた。後続が続かなかったことで得点機を逸する場面が多かったが、17日の試合でも引き続き好機を生み出したい。
一方の中島選手は3試合連続で初回に適時打を放つ活躍を見せ、好調を維持。規定打席にこそ達していないが、打率は3割を上回った。16年目、36歳の大ベテランがチームを牽引するような一打を再び見せられるか。
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