【MLB】大谷の弾丸安打→驚異のレーザー 一連のプレーは「素晴らしい数字で溢れている」

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2018.9.16(日) 20:31

20号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平
20号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平

大谷の右前安打は176.2キロ、ハニガーは153.5キロのレーザービーム

15日(日本時間16日)の本拠地マリナーズ戦で、今季20号の本塁打を放った大谷翔平投手。「4番・DH」で11試合連続スタメン出場となったこの日の第1打席で、8試合ぶりの本塁打となるソロ本塁打を放ち、日本人での20本塁打到達は松井秀喜氏以来となる史上2人目のシーズン20本塁打を達成した。

さらに大谷は1点リードで迎えた6回無死二塁のチャンスで、痛烈な右前安打。この打球で本塁を狙った二塁走者のトラウトが本塁で憤死したため、タイムリーとはならなかったものの、今季21度目のマルチ安打とした。

この大谷の第3打席、ここで起きた一連のプレーが、驚きの数字を叩き出していたことを、MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー記者が伝えている。アドラー記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニが6回に安打を放ち、ミッチ・ハ二ガーはマイク・トラウトをホームで補殺した。スタットキャスト上では、素晴らしい数字で溢れている」とし、一連のプレーで計測された数値を紹介している。

これによると、まず目を引くのは、大谷が放った打球の速度。鋭い当たりで右前へと抜けた打球速度は、なんと109.5マイル(約176.2キロ)を計測していた。二塁から一気に本塁を狙ったトラウトのスプリントスピードは、MLBの平均スピード秒速27フィート(約8.2メートル、時速29.6キロ)を大きく上回る秒速28.4フィート(約8.6メートル、時速31.1キロ)だった。

さらには、右翼からレーザービームでトラウトを本塁で刺したハニガーの送球も特筆ものだった。打球を捕球すると、ワンステップで矢のような送球を投じたハニガー。ノーバウンドで捕手のミットに収まり、トラウトをアウトとしたこの送球は95.4マイル(約153.5キロ)をマーク。74.6メートルのノーバウンド送球だった。

大谷、トラウト、そしてハニガー。メジャーでも指折りのプレーヤーたちが見せた一連のプレーには、メジャーリーガーの凄さが凝縮されていた。

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