9月16日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天のカード2戦目は、中盤に東北楽天打線が試合をひっくり返し、先発の岸投手、青山投手、松井投手がそれに応える投球でリードを守り切った。
初回、千葉ロッテの先発・涌井投手は先頭の田中選手に四球を許すも、無失点で立ち上がる。一方の東北楽天の先発・岸投手もいきなり2死満塁のピンチを招くが、147キロの直球を低めに制球し、無失点で切り抜ける。
試合が動いたのは2回裏。先頭の鈴木選手が高めの直球を中前へ運ぶ二塁打で出塁すると、8番・福浦選手が右前へ適時打を放ち1点先制に成功。幕張の安打製造機が偉業達成へ残り3本とする一打を放ち、千葉ロッテが先取点を奪う。
先制を許した東北楽天は4回表に反撃開始。先頭の島内選手、4番・ウィーラー選手の連打で無死1,3塁の好機を作ると、5番・銀次選手が犠飛を放ち、同点に。さらに7番・内田選手が左翼へ7号2ランを放り込み、この回一挙3得点。3対1とし、楽天が試合をひっくり返した。
3回以降は東北楽天の先発・岸投手が立ち直り、テンポ良く千葉ロッテ打線を抑えて付け入る隙を与えず。7回を投げ、被安打5、9奪三振、1失点の内容で、マウンドを後続に託す。そして8回を青山投手が無失点に抑えると、9回は松井投手が無失点に抑えて通算100セーブを達成。3対1で東北楽天が勝利し、連勝でカード勝ち越しを決めた。
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