千葉ロッテと東北楽天の「元・獅子のエース」の投げ合い。巧打の外野手にも注目

パ・リーグ インサイト

2018.9.16(日) 09:31

千葉ロッテマリーンズ・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV

9月16日、ZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテと東北楽天のカード2戦目。初戦は19安打を放った東北楽天が、約1カ月ぶりとなる2桁得点を挙げて快勝した。迎える第2戦、両チームの見どころを挙げていこう。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→10勝8敗、東北楽天→8勝10敗

【千葉ロッテ】涌井投手 19試合、5勝8敗 129.2回、83奪三振、58失点 防御率3.82
【東北楽天】岸投手 21試合、10勝3敗 147回、144奪三振、47失点 防御率2.69

千葉ロッテの先発は涌井投手。現在2連敗中だが、いずれの試合も7回途中4失点(自責3)、8回途中2失点と先発の役割を果たしている。ここ3試合は、ピンチを招いて降板という投球が続いているだけに、イニングを投げ切って3試合ぶりの勝利を狙う。

対する東北楽天・岸投手は、前回登板で7月28日以来となる白星を挙げ、自身4年ぶりの2桁勝利を飾った。8・9月は防御率5点台と振るわない投球が続いている岸投手。今季初登板となるZOZOマリンスタジアムのマウンドで、本来の投球を披露することができるか。

15日の初戦で1番に座った千葉ロッテ・岡選手は、現在5試合連続安打中。2回裏には反撃の適時二塁打を放ち、敗戦の中でも見せ場を作った。9月は打率3割を記録して好調を維持しているだけに、チームをけん引する一打に期待したいところだ。

東北楽天打線の注目は、15日の試合で3安打4打点の活躍を見せた島内選手だ。9月に入ってからは4割を超す高打率を記録し、15日には2年連続の2桁本塁打に到達する一発も放った。ZOZOマリンスタジアムは、球場別で最多となる4本塁打を記録する得意の舞台。幕張の風を味方につけた一発にも期待がかかる。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE