9月16日、北海道日本ハムとオリックスの4連戦の3戦目が札幌ドームで行われる。15日の2戦目では、打っては10得点、投げては山岡投手が今季初完封と、投打でオリックスが北海道日本ハムを圧倒した。ここでは、1勝1敗で迎える一戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→11勝10敗、オリックス→10勝11敗
【北海道日本ハム】マルティネス投手 22試合、10勝8敗 142回、82奪三振、59失点 防御率3.36
【オリックス】西投手 22試合、8勝12敗 144.2回、109奪三振、59失点 防御率3.67
北海道日本ハムは先発マウンドにマルティネス投手を送る。オリックス戦は4試合で1勝3敗、防御率8.10ともっとも苦手としている相手だ。月間防御率が7点台だった7月から持ち直してきたように、ここでもその修正能力を見せて連敗阻止を目指す。
対するオリックスの先発は西投手だ。前回登板の福岡ソフトバンク戦では、7回1失点ながら敗戦投手になり、ここまで4つの負け越しに加えて2桁敗戦を喫している。しかし、先発した14試合連続で自身に勝ち負けがついているのは、長い回を投げている証拠。15日の完封勝利と2桁得点のいい流れに乗り、少しでも借金を減らせるか。
15日に4安打無得点で完封負けした北海道日本ハムだが、そのうち3安打を放って気を吐いたのが西川選手だった。盗塁ランキングトップを走るその脚と打棒で、引き続きマルティネス投手を援護したい。同日、16安打10得点で爆発したオリックス打線では、中島選手が3安打4打点の大活躍。実績抜群のベテランの快進撃はどこまで続くか。
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