8月31日、ベルーナドームで行われた埼玉西武とオリックスの第22回戦は、4対1でオリックスが勝利した。
オリックスは4回表、西野真弘選手、頓宮裕真選手が連打で出塁すると、2死1、3塁から若月健矢選手の打球が敵失策を誘い、1点を先制する。5回表は廣岡大志選手の安打と盗塁などで1死3塁の好機をつくり、西川龍馬選手が適時打を放つ。
先発のエスピノーザ投手は2回以降、毎回得点圏に走者を背負うが要所を抑え、4回まで無失点。5回裏に外崎修汰選手の適時打で1点差に詰め寄られ、6回裏には四球と2安打で2死満塁のピンチを招き降板した。ここは代わった才木海翔投手が無失点で切り抜ける。
7回を岩嵜翔投手、8回ペルドモ投手が無失点でつなぐ。すると9回表、中川圭太選手の二塁打、大城滉二選手の四球で2死1、2塁とすると、麦谷祐介選手の2点適時二塁打でスコアは4対1に。最終9回裏はマチャド投手が締め、試合は終了した。
勝利したオリックスは、エスピノーザ投手が5.2回117球11安打1四球5奪三振1失点で今季5勝目。打線では頓宮裕真選手が4安打、西川選手は適時打含む2安打の活躍を見せた。一方埼玉西武は、隅田知一郎投手が5.0回97球9安打1四球1奪三振2失点(自責点1)。打線は13安打も1得点に終わり、3連敗を喫した。なお、1番・平沼翔太選手が2試合連続の3安打をマークしている。
123456789 計
オ 000110002 4
西 000010000 1
オ ○エスピノーザ-才木海翔-岩嵜翔-ペルドモ-Sマチャド
西 ●隅田知一郎-山田陽翔-甲斐野央-ウィンゲンター-平良海馬
文・西嶋葵
オリックスがカード3連勝 西川龍馬はタイムリー含む2安打
パ・リーグ インサイト
2025.8.31(日) 20:41
