北海道日本ハム・清宮、貴重な同点押し出し四球 地震後初の本拠地開催に「特別な日」

Full-Count 石川加奈子

2018.9.15(土) 09:41

日本ハム・清宮幸太郎【写真:石川加奈子】
日本ハム・清宮幸太郎【写真:石川加奈子】

8月25日以来の打点「少しでも元気になってもらいたい」

■北海道日本ハム 4-3 オリックス(14日・札幌ドーム)

北海道日本ハムのルーキー・清宮幸太郎内野手が14日、本拠地でのオリックス戦で貴重な押し出し四球を選んだ。

1点を追う4回1死満塁の絶好機で打席に立つと、冷静にボールを見極めた。カウント0-2と追い込まれてから、オリックス・ローチの変化球に手を出さない。最後は低めのボールを見送り、同点の押し出し四球。「落ち着いていられたかなと思います」と8月25日東北楽天戦以来となる打点を振り返った。

6日に北海道を襲った地震後初の本拠地での試合。「特別な日。来てくださった方たちのためにという思いをチーム全員が共有して、その気持ちだけで臨んでいました。勝ててよかったです」と話した。

見えない力を感じていた。4回は、近藤のチーム初安打から野選と2者連続四球で同点に追いついた。「得点できたのは、今日来てくれた方たちが後押ししてくれたから」と足を運んでくれた2万4341人に感謝した。

節電のため、照明が間引きされた中での試合も気にならなかった。「いつも違うなと思いましたが、どんな環境でも一生懸命やることで少しでも元気になってもらいたい」と目の前のプレーに集中した。

この日は「6番・DH」で先発して、2打数無安打ながら2四球を選んで「全体的に悪くないかなと思います」と納得の4打席だった。

記事提供:Full-Count

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Full-Count 石川加奈子

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