リベンジを狙う獅子に立ちはだかる鷹。3.5ゲーム差で迎える首位攻防第1ラウンドの行方は

パ・リーグ インサイト

2018.9.15(土) 09:32

埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手(C)PLM

9月15日、埼玉西武と福岡ソフトバンクの3連戦初戦がメットライフドームで行われる。現在首位・埼玉西武と2位・福岡ソフトバンクのゲーム差は3.5と、白熱の優勝争い真っただ中。直接対決の結果が今後を大きく左右する注目の首位攻防戦、見どころを挙げていこう。

【今季対戦成績】
埼玉西武→8勝10敗、福岡ソフトバンク→10勝8敗

【埼玉西武】郭投手 1試合、0勝0敗 6回、4奪三振、6失点 防御率9.00
【福岡ソフトバンク】千賀投手 18試合、11勝5敗 116.1回、134奪三振、40失点 防御率3.02

埼玉西武の先発は、8月26日以来の登板となる郭投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では1回裏に柳田選手、2回裏に今宮選手にそれぞれ一発を浴び、6回6失点という結果だった。6日のイースタン・リーグ東北楽天戦で6回無失点と好投して迎えた2度目の登板機会。天王山の初戦を託されたことを意気に感じて、チームを勢い付けたいところだ。

対する福岡ソフトバンクは千賀投手が先発。前回登板こそ8回3失点(自責2)で黒星を喫したものの、8月は4戦4勝、防御率0.86と圧巻の成績を残しており、シーズン終盤に向けて調子を上げてきている。前々回の埼玉西武戦では、5本塁打を浴びて敗戦投手となっているだけに、その点に注意して臨みたい。

14日の東北楽天戦では、11安打10得点と打線が爆発した埼玉西武。中でも6番に座った中村選手は4打数2安打の活躍で、2打席目には25号3ランを放った。8月に12本塁打を放った帰ってきた大砲は、9月に入っても4割に迫る打率を残すなど絶好調。優勝の味を知る男が放つ、勝利を決める一発に期待したい。

福岡ソフトバンク打線では長谷川勇選手に注目だ。6月に初の一軍昇格を果たして以降、様々な起用に応えながら好調を維持しており、12日の試合でも途中出場から2安打1本塁打の活躍を見せた。メットライフドームでは今季3試合で打率.571と好相性。ベテランの一打が、チームに活力をもたらす。

関連LIVE配信

記事提供:パ・リーグ インサイト

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

リベンジを狙う獅子に立ちはだかる鷹。3.5ゲーム差で迎える首位攻防第1ラウンドの行方は