3回の二塁打は打球速度174キロ、7回の右前打は175キロの痛烈打
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地レンジャーズ戦に「4番・DH」で渡米後最長の8試合連続スタメン出場。第2打席に二塁打、第4打席に右前打を放ち、今季20度目のマルチ安打をマークした。
大谷は初回は通算121勝右腕ガヤードの前に空振り三振。しかし、3回2死走者なしで迎えた第2打席に快音を響かせた。ガヤードのスライダーを捉え、右翼フェンス手前で弾む痛烈なライナー。快足を飛ばして二塁に到達した。2試合ぶりのヒットは打球速度108マイル(約173.9キロ)、飛距離360フィート(約110メートル)の大飛球だった。
エンゼルスはこの大谷にヒットからフェルナンデスの2ランまで4連打。2死から4点を追加した。
大谷は5回には先頭で打席へ。今度は2番手右腕ビベンズダークスから四球を選ぶも、続くアップトンは併殺。しかし、6点リードで迎えた7回は1死走者なしの場面で右腕バトラーの初球94マイル(約151キロ)の直球を捉えて右前打を放ち、2試合ぶりの2安打。今季20度目のマルチ安打をマークした。この打球も初速109マイル(約175キロ)の痛烈な一打だった。その後、三塁まで進んだが、得点にはつながらなかった。
大谷は10日(同11日)の同戦まで8試合連続安打をマーク。しかし、11日(12日)のレンジャーズ戦は3打数無安打に終わっていた。
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