8月26日の埼玉西武戦で延長12回にサヨナラ満塁ホームラン

福岡ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手が8月度「スカパー！サヨナラ賞」を受賞し、スカパーJSAT株式会社からトロフィーと賞金30万円が贈られた。

受賞の対象となったのは、8月26日の埼玉西武戦(ヤフオクドーム)の延長12回裏に放ったサヨナラ満塁本塁打。グラシアルにとっては今季4本目の本塁打だったが、これがうれしい本拠地での初本塁打だった。

グラシアルは劇的な一発を「難しい場面だったが、とにかくコンパクトに、と考えていた。最初は力が入ったが(ファール2球が)打席の中で修正できて強い打球を打つことができた。チームの雰囲気は良かったが、あの一打でさらにみんなの気持ちが1つになったと思う」と振り返った。

「キューバでもサヨナラ打の経験はある」というグラシアル。サヨナラ賞の受賞に「とてもうれしく思うが、それよりもチームが勝ったことが一番うれしい」と、何よりチームに貢献できたことを素直に喜んでいた。

最後に「残り試合は少ないが、1戦1戦を集中してやっていきたい。逆転優勝することを目標に、みんなで1つになって頑張りたい」と、さらなる活躍を誓った。

記事提供：Full-Count