埼玉西武と千葉ロッテの高卒2年目右腕の投げ合い。今回は打撃戦か投手戦か

パ・リーグ インサイト

2018.9.9(日) 09:32

千葉ロッテマリーンズ・平沢大河選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・平沢大河選手(C)PLM

9月9日、メットライフドームで行われる埼玉西武と千葉ロッテの今カード最終戦。8日に行われた2戦目は乱打戦の末、千葉ロッテが勝利した。勢いそのままにカード勝ち越しを決めたい千葉ロッテと、追い上げる2位・福岡ソフトバンクを突き放したい首位・埼玉西武。パ・リーグのペナントの行方を占う上でも重要な、この一戦の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
埼玉西武→13勝8敗、千葉ロッテ→8勝13敗

【埼玉西武】今井投手 10試合、3勝4敗 54回、47奪三振、35失点 防御率5.33
【千葉ロッテ】種市投手 4試合、0勝1敗 19回、14奪三振、12失点 防御率5.68

埼玉西武の先発は今井投手。対千葉ロッテは3試合で防御率9.26と苦手にしているが、8月22日の登板で3勝目を挙げた相手でもある。苦手意識は拭えているのか、注目だ。対する千葉ロッテの先発は、今井投手と同い年の種市投手。前回登板の北海道日本ハム戦では、5回無失点と試合を作った。強力打線を相手に、プロ初勝利を狙う。

埼玉西武打線では、主砲・山川選手に注目したい。8月は打撃不振に陥っていたものの、8日の試合では37号満塁弾を放ち、8点ビハインドからの同点劇に貢献。9日の試合も、ファンの期待に応える一発を放ちたい。

千葉ロッテ打線の注目は平沢選手だ。現在4試合連続安打中と好調な若鴎は、8日の試合でも勝ち越された直後に同点適時二塁打を放つなど、価値ある一打が光る。直近4試合で2本塁打と長打力も備わってきており、9日もチームを勝利に導く打撃に期待がかかる。

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