3試合で4本塁打の活躍、今季はシーズン終了まで打者で出場へ
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の敵地ホワイトソックス戦に「5番・DH」でスタメン出場。決勝の19号3ランを放ち、4打数1安打3打点1四球で5-2での勝利に貢献した。3戦連続本塁打で城島健司氏(2006年、マリナーズ)が持つメジャー1年目の日本人選手最多本塁打記録(18本)を更新し、打点も「50」に到達。打率は.287となった。
大谷は0-0で迎えた2回無死一塁の第1打席は三ゴロ。しかし、1-1で迎えた3回1死一、二塁の第2打席で快音を響かせた。左腕ロドンの94マイル(約151キロ)の直球を右中間に運ぶ勝ち越し3ラン。詰まったかと思われた打球が伸び、最後はジャンピングキャッチを試みた中堅手のグラブごとスタンドインした。
4-2で迎えた5回は先頭で四球。しかし、後続が倒れて得点にはならず。7回も先頭で打席に立ったが、左腕バマーのスライダーに空振り三振。エンゼルスは続くシモンズがソロ本塁打を放ち、追加点を奪った。大谷は9回先頭では見逃し三振に倒れた。
大谷は5日(同6日)の敵地レンジャーズ戦では2本塁打を含む4安打と大暴れしており、3戦連発で計4本塁打をマーク。ヒットも5試合連続で放っている。試合前には、新たな靭帯損傷が発覚してから初めて取材に応じ、現時点でトミー・ジョン手術を行うかは決めておらず、今季終了まで打者として出場を続ける考えを明かした大谷。一体どこまで打撃成績を伸ばすのか、注目が集まる。
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