昇格即スタメンの新人が最高の結果。鷹・千賀投手はオリックス戦初黒星

パ・リーグ インサイト

2018.9.7(金) 20:42

オリックス・バファローズ 山足達也選手(C)PLM
オリックス・バファローズ 山足達也選手(C)PLM

9月7日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンク対オリックスの第19回戦は、一軍昇格即スタメンの山足選手にプロ初本塁打が飛び出すと、投げてはローチ投手が7回1失点の好投。オリックスが3対1で福岡ソフトバンクを破った。

初回にいきなり先制を許し、1点を追うオリックスは3回表、先頭の7番・T-岡田選手の安打と敵失などで1死2,3塁とし、1番・山足選手が福岡ソフトバンク先発・千賀投手から1号3ラン。今日一軍復帰を果たしたばかりのルーキーのうれしいプロ初本塁打で、オリックスが3対1と逆転に成功した。

オリックスの先発・ローチ投手は初回に先制点を許したものの、2回以降は打たせて取る投球を展開。3回から5回までは毎回走者を背負うも、6回と7回はいずれも3人で仕留めて反撃を阻止。多彩な変化球で的を絞らせず、7回1失点でマウンドを救援陣に託す。

4回以降はスコアボードに0が並び続け、オリックス2点リードのまま試合は終盤へ。8回裏は山本投手がわずか8球で3者凡退に打ち取る。そして、9回裏は守護神・増井投手が福岡ソフトバンクの中軸を3者凡退に抑えて試合終了。3対1で逃げ切ったオリックスが連敗を2で止めた。先発・ローチ投手は7回を投げ、被安打5、1失点の好投。先発では初白星となる2勝目を挙げた。

敗れた福岡ソフトバンクは1回裏に8試合連続安打中の1番・牧原選手の安打を足掛かりに4番・柳田選手の内野安打で1点を先制。しかし、2回以降はローチ投手の前にわずか3安打と抑え込まれた。先発・千賀投手は8回を投げ、奪三振8、3失点(自責点2)と試合を作ったが、ルーキーへの被弾が響き、プロ8年目でオリックス戦初黒星を喫した。

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