エプラーGMは守備に就く可能性は明言せず
エンゼルスは5日(日本時間6日)、大谷翔平投手が新たに右肘靱帯を損傷し、靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を勧められたと発表した。これを受けて、同日にビリー・エプラーGMが電話会見を行ったが、この中で来季は大谷を野手として守備に就かせるのか質問されると「選手の最良の起用法は、医師の見解を求めながら決めていく」と明言はしなかった。
だが、米スポーツ専門局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者は「2019年はオオタニに一塁守備を覚えさせるべき」と異例の進言をしている。
ゴンザレス記者は「指名打者に限定せず一塁の守備を身に付けさせることは、非常に理にかなっていることだ。エンゼルスの外野陣はすでに揃っているし、これによりプホルスの体を休ませることができるからだ」と主張。野手ならば早く戦列復帰することが可能で、一塁であれば守備中のスローイングも最小限に抑えられるとした。
エプラーGMは大谷について「まだ二刀流として考えている」とハッキリと答えたが、守備に就く可能性については「具体的には答えることはできない」と煙に巻いた。
大谷が手術を受ける決断をするのか、あるいは受けずに回避する方法を探るのか、まだ答えは分からないが、今後の大谷が歩む道には大きな注目が集まることは間違いなさそうだ。
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