9月5日、旭川で行われた北海道日本ハムと埼玉西武の2連戦最終戦は、4対0で北海道日本ハムが完封勝利。危なげない無失点リレーを見せて連敗を阻止し、平日夜に旭川を訪れたファンに快勝を届けた。
先制した北海道日本ハムは、今日は最後まで流れを渡さなかった。1回裏、中田選手の犠飛と鶴岡選手の適時二塁打で2点を奪い、4回裏には杉谷選手の犠飛で、7回裏には近藤選手の適時打で1点ずつ。先制、中押し、ダメ押しと小刻みに得点を重ね、終始優位な形で試合を進めていった。
7月8日以来の先発マウンドとなった北海道日本ハムの加藤投手は、埼玉西武の強力打線を7回まで2安打無失点に抑える好投。首位固めのため、反撃の糸口をつかみたい埼玉西武だったが、8回表は北海道日本ハムの2番手・宮西投手の前に3者凡退に抑えられる。
9回表には守護神の石川直投手を相手に無得点に抑え込まれてしまい、そのままゲームセット。 北海道日本ハムと埼玉西武の2連戦最終戦は、4対0で北海道日本ハムが完封勝利を収めた。
北海道日本ハムの先発・加藤投手は7回無失点の快投を見せ、7月8日以来約2カ月ぶりとなる今季5勝目をマーク。野手陣は10安打4得点と着実に得点を積み重ねていき、旭川に駆けつけたファンに快勝を届けた。
敗れた埼玉西武は、先発の榎田投手が6回1/3を4失点という内容で、自身初となる10勝到達はならず。打線はわずか3安打に抑えられて無得点とほぼ完ぺきに封じ込められてしまい、連勝を飾ることはできなかった。
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