大谷翔平の16号ソロ、MLB公式サイトもトップで速報「左腕から今季初本塁打」

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2018.9.5(水) 14:18

16号ソロホームランを放ったエンゼルス・大谷翔平
16号ソロホームランを放ったエンゼルス・大谷翔平

メジャーで初の“左腕撃ち”、試合前にはソーシア監督が対左腕の起用増を明言

エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)の敵地レンジャーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。6回にメジャーで左腕からは初となる16号ソロを放ち、4打数1安打1打点だった。メジャー1年目のホームラン数は2003年の松井秀喜氏(ヤンキース)に並び、日本人歴代2位タイに。1位の城島健司氏の18本(2006年、マリナーズ)にも「2」と迫った。エンゼルスは2-4で敗れたものの、MLB公式サイトがトップニュースで大谷の本塁打を速報するなど、アメリカで大きな話題になった。

待ちに待った一撃だった。1-4で迎えた6回。先頭の大谷は2打席連続見逃し三振に抑えられていた先発左腕マイナーの4球目のスライダーを完璧に捉えた。相手外野手も呆然と見送った右中間への特大弾。敵地では今季4本目の本塁打が、メジャーでは左腕相手からの初の一発となった。

MLB公式サイトも大谷の左腕打ちをトップニュースで伝え、「(エンゼルスは)敗戦ながらも、オオタニは左腕から今季初本塁打を記録」との見出しで速報。この試合前まで左腕相手に打率.177、OPS(長打率+出塁率).524という厳しい成績だったことも紹介した。

記事によると、これまで相手の先発が左腕の試合では大谷をベンチスタートにすることが多かったマイク・ソーシア監督は試合前に「我々はショウヘイに信頼を寄せている。左腕相手に打つ唯一の方法は試合の打席に立って、経験を積むしかない。アルバートが離脱した今、左腕相手にもっと打席に立つチャンスが増えると思う」と語っていたという。

これまで大谷とDHの役割を“シェア"していたアルバート・プホルス内野手は左膝の手術に踏み切り、今季絶望となった。そのため、大谷を左腕相手にも積極的にスタメン起用できると指揮官も明言していた。

FOXスポーツも動画ニュースで速報するなど、全米を駆け抜けた大谷16号弾の衝撃――。これからは、苦手としていた左腕相手にも豪快なバッティングが期待できそうだ。

記事提供:Full-Count

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