9月2日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの3連戦最終戦は、投打で東北楽天を圧倒した福岡ソフトバンクが12対0で大勝し、同一カード3連勝を飾った。
試合は一方的な展開となった。2回表、福岡ソフトバンクが9番・上林選手の適時打で先制に成功し、3回表には6番・中村晃選手が2試合連続の13号3ラン。これで4点リードとすると、福岡ソフトバンクは結局最後まで試合の主導権を東北楽天に渡さなかった。
7回表、4番・柳田選手、6番・中村晃選手、7番・グラシアル選手に適時打が生まれ、計3点を加えた福岡ソフトバンク。さらに8回表に犠飛と暴投で2点、9回表に福田選手と上林選手の2本塁打で3得点を挙げると、そのまま3投手で12点の大量リードを守って試合終了。18安打12得点と打線が爆発し、投手陣も無失点リレーをつないだ福岡ソフトバンクが、12対0で東北楽天に大勝した。
大勝で同一カード3連勝を飾った福岡ソフトバンクは、先発・バンデンハーク投手が150キロ超の直球を主体に7回112球、被安打4、奪三振7、与四死球3、無失点の好投で今季9勝目。打線も18安打を放つなど投打で東北楽天を圧倒し、これで首位・埼玉西武とのゲーム差を「4」に縮めた。
引き分けを挟んで8連敗となった東北楽天は、先発の古川投手が7回途中6失点、3番手の近藤投手が2イニング5失点。打線は4安打完封負けと、日曜日の本拠地で投打で精彩を欠いた。
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