福岡ソフトバンクが完封勝利で連敗阻止。2番手の石川投手が今季11勝目

パ・リーグ インサイト

2018.8.29(水) 21:15

福岡ソフトバンクホークス・明石健志選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・明石健志選手(C)PLM

8月29日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第15回戦は、7対0の大差で福岡ソフトバンクが勝利。試合終盤に攻勢を仕掛けてリード奪い、連敗を阻止した。2番手として登板した石川投手は、今季11勝目を手にしている。

試合序盤は、静かな投手戦が繰り広げられた。福岡ソフトバンク・松本裕投手、千葉ロッテ・シェッパーズの両先発とも四球からピンチを招くが、要所を締める投球で得点を許さず。5回までスコアボードに0を刻む。

均衡を破ったのは福岡ソフトバンクだった。0対0のままで迎えた6回裏、1死満塁の好機を演出すると、代打・明石選手が一塁線を破る適時二塁打を放って、2点を先制する。なおも1死2,3塁から上林選手の適時内野安打と2つの敵失でさらに3点。福岡ソフトバンクが明石選手の一打から流れを引き寄せ、一挙5得点を挙げた。

5点リードを手にした福岡ソフトバンクは、8回裏にも上林選手の適時打で追加点。リードを7点に広げる。

つながった打線に呼応するように、投手陣もテンポよく投げた。先発の松本裕投手は5回無失点でマウンドを降り、2番手の石川投手は2イニングス、武田投手は1イニングを投げて無失点。そして7点リードの9回表は、7月24日以来のマウンドに上がったモイネロ投手が、3者凡退で締めた。

福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第15回戦は、7対0で福岡ソフトバンクが快勝した。2番手として登板した石川投手が、2イニングスを無失点に抑える好投で今季11勝目。敗れた千葉ロッテは打線が2安打と沈黙し、なすすべもなく完封負けを喫した。

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