埼玉西武は大宮で首位固めなるか。小さな身体で躍動する犬鷲戦士は雪辱を期す

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2018.8.29(水) 09:30

東北楽天ゴールデンイーグルス・西巻賢二選手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・西巻賢二選手(C)PLM

8月29日、県営大宮球場で埼玉西武と東北楽天のカード2戦目が行われる。28日の初戦は、中盤まで東北楽天ペースで進んだが、埼玉西武が得意の一発で試合をひっくり返し、相性の良さを改めて見せ付けた。前橋から大宮に移動する29日の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
埼玉西武→15勝6敗、東北楽天→6勝15敗

【埼玉西武】榎田投手 17試合、9勝2敗 94回、73奪三振、37失点 防御率3.16
【東北楽天】辛島投手 18試合、4勝8敗 94回、82奪三振、38失点 防御率3.45

埼玉西武の先発は榎田投手。安定感抜群の左腕は、東北楽天戦5試合に登板して2勝0敗、防御率2.20と相性が良い。キャリアハイを大きく更新した今年、節目の10勝を目指す。対する東北楽天の先発は辛島投手だ。こちらも埼玉西武打線を2試合で防御率2.31と抑えている。長い回を投げ、打線の援護を待ちたい。

埼玉西武の浅村選手は28日の試合で決勝3ランを放ち、2013年以来の100打点に到達した。今季、県営大宮球場では2試合で打率.125といい思い出がないが、自身2度目の打点王、キャリアハイ更新に向けてまい進する。東北楽天打線では、28日にプロ初の猛打賞を記録した西巻選手から目が離せない。前橋での失策の分を取り返す働きに期待だ。

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