8月28日、群馬県前橋市の上毛新聞敷島球場で、埼玉西武対東北楽天の第21回戦が行われる。3年連続で群馬で開催される埼玉西武主催試合。2016年は6対7で敗れたが、昨季は2対0で勝利。今季は群馬の野球ファンにどのような一戦を見せるのか。見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
埼玉西武→14勝6敗、東北楽天→6勝14敗
【埼玉西武】多和田投手 20試合、12勝5敗 132.1回、83奪三振、68失点 防御率4.35
【東北楽天】則本投手 20試合、6勝9敗 138.1回、141奪三振、62失点 防御率3.90
予告先発は埼玉西武が多和田投手、東北楽天が則本投手だ。多和田投手は今季、東北楽天戦4戦4勝、防御率2.51とお得意様にしている。相性の良い犬鷲打線だけに、自信をもってマウンドに上がれそうだ。
一方、前回1カ月半ぶりの6勝目を挙げた則本投手。今季の埼玉西武戦の成績は3戦3敗、防御率10.57と、らしからぬ数字が並ぶ。それでも現在、リーグ最多141奪三振を記録している右腕。強力獅子打線を今度こそ抑え込みたい。なお、両先発投手ともに地方球場は今季初登板だ。
埼玉西武は2位・福岡ソフトバンクに同一カード3連敗し、ゲーム差を5.0に詰め寄られた。まずは連敗を止めるべく、持ち前の打線の爆発が期待される。秋山選手は昨季の群馬での試合で先頭打者本塁打を放ち、勝利に貢献。また、2016年は試合に敗れたものの、森選手が2本塁打含む3安打3打点と大暴れした。
東北楽天は引き分け挟んで3連敗中と元気がないが、群馬出身の岡島選手に期待したい。地元ファンをわかせるプレーを見せ、チームも盛り立てられるか。
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