盤石の試合運びのオリックスが快勝。好投の西投手を打線が援護し2週間ぶりの勝ち越し

パ・リーグ インサイト

2018.8.26(日) 21:23

オリックス・バファローズ(C)PLM
オリックス・バファローズ(C)PLM

8月26日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスのカード最終戦は、試合の主導権をがっちりと握ったオリックスが、8対1で勝利した。

試合は初回から動いた。1回表、オリックスが1死1,3塁から4番・吉田正選手の内野ゴロの間に早くも1点を先制する。対する千葉ロッテも直後の1回裏、1死1,2塁とすぐさま同点機を演出。しかし、ここはオリックス・西投手が粘りの投球を見せ、1点リードを守る形となった。

すると、千葉ロッテ先発・種市投手に対してオリックスが再び攻勢に出た。3回表、1死2塁から3番・ロメロ選手の適時二塁打が生まれると、2死3塁から5番・マレーロ選手の適時三塁打、続く6番・安達選手の適時打でさらに2点を追加。この回一挙3得点でリードを4点に広げ、試合の主導権を握った。

3回裏、千葉ロッテも反撃を見せる。先頭の平沢選手の二塁打から1死3塁の好機を演出し、2番・藤岡選手の内野ゴロの間に1点を返す。しかし、続く4回表に、2死3塁から種市投手の暴投ですぐさま1点を返したオリックスがリードを再び4点に広げた。

援護を受けた西投手は、1点を失った3回裏以外は3塁を踏ませない安定した投球を継続。一方の千葉ロッテも、6回表からマウンドに上がった2番手・唐川投手の好救援が光り、さらなるリード拡大を許さない。

再度試合が動いたのは8回表。3番手・高野投手に対してオリックスが試合を決めにかかる。四球と安打で1死満塁の絶好機を演出すると、9番・若月選手の適時打、2番・小田選手の2点適時二塁打で計3点を追加し、リードを7点に広げた。

7回1失点でマウンドを降りた西投手から、オリックスは継投に出た。8回裏を黒木投手が3人で抑えると、9回裏は近藤投手が代打・福浦選手に安打を許したものの、無失点でゲームセット。試合を通して優位に進めたオリックスが、8対1で千葉ロッテに快勝した。

勝利したオリックスは、安定した投球を見せた西投手を打線がしっかりと援護し、7勝目をプレゼント。投打の歯車がかみ合い、盤石の試合運びでカード勝ち越しを決めた。敗れた千葉ロッテは、投打にわたって精彩を欠く場面が目立ち、本拠地で悔しいカード負け越しとなった。

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