ズレータ氏は「フクオカサイコーバイ!」
福岡ソフトバンクは26日、球団創設80周年を記念した「レジェンドデー」第4回を開催。ゲストOBとして招かれた斉藤和巳氏とズレータ氏が試合前にトークショーを行った。
斉藤氏は「負けないエース」として沢村賞を2度獲得した、まさに“レジェンド"な右腕。ズレータ氏は豪快な本塁打を量産し、2003~06年に活躍したパナマの大砲だ。投打の中心選手として、九州における“常勝軍団創世記"を支えた2人。2006年のプレーオフで北海道日本ハムに敗れた際、マウンドに崩れ落ちた斉藤氏にズレータ氏が肩を貸してベンチに帰った姿を、多くのファンが覚えていることだろう。
トークショーはヤフオクドームに隣接したホテルで行われたが、ステージに2人が登場するとファンからは大きな歓声が送られた。同時に、いまだに見事なアスリート体型を維持するズレータ氏には驚きの声も上がっていた。
互いに「ヘイ、ブラザー」と挨拶し、投手として打者として尊敬し合っていた間柄が伝わる内容にファンも大満足。ズレータ氏は、松田宣浩の「熱男コール」の先駆けともいえる本塁打後のパフォーマンスを披露。「フクオカサイコーバイ!」のセリフでキレのある動きを見せていた。
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