鴎vs猛牛、カード勝ち越しを果たすのはどちらか。長距離砲の一打が試合の流れを握る

パ・リーグ インサイト

2018.8.26(日) 09:32

千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)PLM

8月26日、ZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテとオリックスの3連戦最終戦。初戦は終盤の集中打で逆転したオリックスが勝利、2戦目は4点差を追い付かれながらも千葉ロッテがサヨナラ勝ちし、勝敗を五分に戻した。ともに勝ち越しを狙う3戦目、見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→9勝12敗1分け、オリックス→12勝9敗1分け

【千葉ロッテ】種市投手 2試合、0勝0敗 9回、7奪三振、7失点 防御率7.00
【オリックス】西投手 19試合、6勝11敗 124回、94奪三振、56失点 防御率4.06

千葉ロッテ・種市投手はプロ3試合目のマウンドに上がる。前回登板こそ東北楽天打線につかまり3回5失点と崩れたものの、プロ初登板となった12日のオリックス戦では6回2失点と好投している。ZOZOマリンスタジアムでは初登板となるこの試合、本拠地のファンの前で記念すべき1勝目を狙う。

25日の試合でチームをサヨナラ勝利に導いた4番・井上選手は、7月31日以来となる猛打賞を記録する大活躍。7月に記録した23打点という活躍から一転、8月は4打点と低調だっただけに、復調を感じさせる結果となった。ファンが待ち望む2009年のサブロー氏以来となる、「生え抜き選手の20本塁打」に向けて、8月7日以来の一発にも期待したいところだ。

オリックスの先発・西投手は17日の福岡ソフトバンク戦から中8日と間隔を空けての登板となる。ここまで6勝を挙げている右腕だが、勝利した試合はなんといずれも被本塁打0本。前回登板でも2本塁打を浴びて敗戦投手となっているだけに、一発長打に警戒しながらのマウンドとなる。

援護したい打線の注目選手にはロメロ選手を挙げておく。故障から明けて一軍復帰を果たしたロメロ選手。24日の復帰初戦は4打数無安打、3三振に終わったものの、翌25日は1打席目、2打席目と安打を重ねてマルチ安打を記録。昨季もシーズン終盤にかけて調子を上げてきただけに、ここからのロメロ選手の活躍に期待したい。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE