首位攻防第3Rは両軍期待の投手が登板。ヤフオクドームで躍動するのは獅子か鷹か

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2018.8.26(日) 09:30

福岡ソフトバンクホークス・大竹耕太郎投手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・大竹耕太郎投手(C)PLM

8月26日、ヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと埼玉西武の3連戦最終戦。1,2戦目は投手陣の好投が光った福岡ソフトバンクが連勝し、首位・埼玉西武とのゲーム差を6とした。流れに乗って一気に首位へ詰め寄りたい福岡ソフトバンクと、3連敗は避けたい埼玉西武。緊張感漂う首位攻防戦第3ラウンドの見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→9勝8敗、埼玉西武→8勝9敗

【福岡ソフトバンク】大竹投手 3試合、1勝0敗 20.1回、15奪三振、4失点 防御率1.77
【埼玉西武】郭投手 今季初登板

福岡ソフトバンク・大竹投手は、一軍初登板からの3試合でいずれも好投。前回登板も白星こそつかなかったが、7回途中を1失点にまとめてチームに勝利を呼び込んだ。埼玉西武とはプロ初登板の8月1日以来の対戦となり、この時は8回2失点の好投で勝利を挙げている。首位攻防戦で、再び快投を披露することができるか。

打線の注目は、25日の試合で2本塁打を含む3安打3打点と打棒が炸裂した松田選手。通算で6割を超える対戦打率を記録する埼玉西武・十亀投手から適時打、そして25号ソロを放つと、流れに乗って8回裏にも3番手・増田投手から26号ソロを放った。8月の打率は4割を超えており夏男ぶりを発揮している松田選手。8月最後の週末も、「熱男」の一打に期待がかかる。

埼玉西武の郭投手は、チーム112試合目にして今季初登板となる。ファームでは8月に入って3試合に先発し1勝0敗、防御率0.50と圧巻の成績を残しており状態は万全。優勝を争うチームにとって貴重な戦力となることができるか。背番号・登録名を変更して迎えた郭投手の「開幕戦」に注目だ。

25日の試合では、福岡ソフトバンク・ミランダ投手にあわや無安打投球の快投を許した埼玉西武。その均衡を破ったのが、不動のリードオフマン・秋山選手だ。8月は2割台と振るわない秋山選手だが、今季ヤフオクドームでは4割を超える打率を残すなど好相性。3連敗だけは避けたい一戦で、勝利に導く一打に期待したい。

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