7月末にライバル球団へトレード移籍した旧友に再会
エンゼルス大谷翔平投手が24日(日本時間25日)の本拠地アストロズ戦の試合前に、ほのぼの風景を披露した。この日、かつてバッテリーを組んだ元同僚のマーティン・マルドナード捕手と再会。7月にライバル球団にトレードされた捕手が、大谷をがっちりハグしながら両目をつぶり、幸せそうな表情を浮かべる写真を、アストロズの公式ツイッターが公開。マルドナードは地元紙で「良き友と話をするのはいつだってナイスだね」と喜びを語ったという。
記事によれば、試合前の打撃練習中にマルドナードの姿を発見した大谷は、その背後からこっそり近寄った。大谷に気付いたマルドナードは、振り返ると両手を大きく広げてハグ。さらに、ふざけながら大谷を叩いてみせたともいう。
7月26日(同27日)に若手右腕との交換トレードで同地区ライバルのアストロズへ電撃移籍したマルドナードは、今季はキャンプインから捕手として大谷のサポートに尽くした。ラテン語圏の選手の多いクラブハウスで大谷を溶け込ませようと「ホルヘ」とニックネームをつけるなど、クラブハウス内でもサポート。トレード移籍が決まった時も、ハグをかわして別れを惜しんだ。
エンゼルスの他の選手たちとも旧交を温めたマルドナードは「元チームメイトに会えたのは良かった」と笑顔で振り返ったという。
別のチームで戦うことになっても、大谷とマルドナードの絆は、これからも決して色褪せることはないのだろう。
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