8月25日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスによる3連戦の2戦目は、4番・井上選手の殊勲打で千葉ロッテがサヨナラ勝ち。連敗を3で止め、3連戦の勝敗を1勝1敗の五分に戻した。
2回までは両先発が走者を出しながらも得点を与えず、同点のまま迎えた3回表。オリックスは先頭の9番・若月選手の安打から2死1,2塁の好機を迎えると、4番・吉田正選手の適時打で先制点を挙げる。
しかし直後の3回裏、1、2番の連打で1死1,3塁とすると、3番・中村選手、4番・井上選手の連続適時打で千葉ロッテが逆転に成功。さらに、続く4回裏にも9番・平沢選手に適時二塁打が飛び出して2点を追加。4回を終えて千葉ロッテが5対1と4点をリードした。
先発・チェン投手が5回68球を投げ、1失点に抑えて試合を作ると、6回表は2番手・益田投手がオリックス打線を3者凡退に打ち取って流れを渡さず。千葉ロッテがリードを保ったまま、試合は終盤の攻防に突入する。
反撃したいオリックスは7回表、千葉ロッテの3番手・岩下投手に対して先頭の6番・安達選手が安打で出塁すると、1死から8番・大城選手も安打で続いて3回以来の好機を迎える。ここで代打・中島選手に適時打が出ると、2番・福田選手、3番・マレーロ選手と計3本の適時打が飛び出して一挙4得点。スコアを5対5とし、オリックスが試合を振り出しに戻した。
同点のまま迎えた9回裏。この回からマウンドに上がったオリックス・増井投手に対し、千葉ロッテは先頭の9番・平沢選手が安打を放って出塁する。犠打と四球で2死1,2塁とすると、4番・井上選手がカウント1-0からの速球を捉えて左中間に運び、2塁走者が生還。主砲が試合を決める一打を放ち、千葉ロッテが6対5でサヨナラ勝利を収めた。
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