あと3人で快挙というミランダ投手の快投が光り、鷹が首位に勝ち越し。ゲーム差は6に

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2018.8.25(土) 20:49

福岡ソフトバンクホークス・ミランダ投手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・ミランダ投手(C)PLM

8月25日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の3連戦2戦目は、来日2試合目の登板となった先発・ミランダ投手のあと3人で無安打投球という快投もあって、福岡ソフトバンクが5対1で快勝。連勝で首位攻防3連戦の勝ち越しを決め、埼玉西武とのゲーム差を6とした。

まず試合の主導権を握ったのは福岡ソフトバンクだった。1回裏、2死から連続四球で好機を迎えると、5番・松田選手が左前に安打を運んで2塁走者が生還。「まず先制できて良かったです」と語った松田選手の一打で福岡ソフトバンクが先制した。

先発・ミランダ投手が4回まで埼玉西武打線を無安打に封じる快投を披露し、迎えた4回裏。この回先頭で打席に立った松田選手が、通算6割を超える打率を記録する埼玉西武・十亀投手から25号ソロを放ち追加点を挙げる。

「球数、イニングを考えずに、どんどん攻めていってほしいね」という若田部コーチの言葉通り、福岡ソフトバンク・ミランダ投手は5回以降も快調に抑え続ける。4回表、6回表と四球で走者を許しながらも、1本も安打を許さず、埼玉西武打線に2塁を踏ませない圧巻の内容で6回までスコアボードにゼロを並べ続けた。

6回裏に中村晃選手の犠飛で追加点をもらって以降も、ミランダ投手の快投は続く。7回表は味方の好守もあり3者凡退で終えると、続く8回は9球で1イニングを終えて埼玉西武打線を寄せ付けない。

無安打無得点投球への期待がかかる中、迎えた9回表。埼玉西武の先頭・秋山選手にフェンス直撃の安打を浴びて惜しくも記録達成とはならず。しかしその後、1点を失ってなおもピンチという場面で、守護神・森投手がマウンドに上がり、後続を断ち試合終了。先発・ミランダ投手のあと3人で無安打投球という好投に打線が応え、福岡ソフトバンクが5対1で快勝した。

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